臨床工学技士の資格を生かせる現場とは

病院での治療や手術など使用される機器の操作点検を行うため、医療チームの一員として参加します。

臨床工学技士と臨床検査技師の業務を比較して

臨床工学技士の医療行為とは

臨床工学技師の業務は生命維持装置など医療現場で使用される多種の機器を円滑かつ安全に操作すること、及び業務に支障のないように機器の点検を行うことです。医療機器のスペシャリストであり、医療行為を円滑に進める上でチームに欠かせない存在であると言えます。

臨床検査技師と比較すると

臨床工学士は医療行為で使用される各種機器(人工心肺など)の操作や点検などを行い一連の作業が安全、正確に行われることに責任があります。一方、臨床検査技師は医療機器を使用した精度の高い結果の提出や、検体を調べて患者の状態を調べることが主な業務です。

養成学校には色々な種類があります

医者と看護師の人形

臨床工学技士になるためには、国家試験に合格する必要があります。しかし国家試験を受けるためには、受験資格を満たさなければなりません。それは高校卒業後に、必要な専門教育が受けられる専門学校や大学に入学して、決められたカリュキラムを勉強することです。このような学校のことを、臨床工学技士養成校と呼んでいます。2019年時点における全国の養成校は専門学校が約30校、大学が約40校、その他の学校やコースが約40校となっています。このように、全国には臨床工学技士のなるための教育機関が点在しています。

養成学校の選び方

医者と看護師

全国各地には臨床工学技士になるための養成校が数多く存在しています。これらは主に3年制の専門学校や4年制の大学となっています。どちらの養成校を卒業しても国家資格を受けることはできますが、それでも自分に合ったところを見つける必要があります。学校選びのポイントの1つに学費があります。4年制の大学の場合、入学費や学費や設備費などを合計すると、およそ600~700万円程度必要です。一方3年制の専門学校の場合、3年間で400~500万円が相場です。やはり、修学年数が短い専門学校の方が費用は抑えられます。

不況でも就職しやすい

医者

臨床工学技士のような医療技術者の就職は、景気に左右されず安定しているといわれています。2018年時点における医療技術者の有効求人倍率は、3倍を超えています。これは一般事務や商品販売など、他の職種と比べると高めになっています。臨床工学技士の主な就職先は、病院やクリニックなどの医療機関です。また、臨床工学技士の求人は、極端に減ったり増えたりすることはないといわれているため、安定して仕事に就ける可能性が大きいため注目されています。

今後も求められる職業です

医者と看護師

臨床工学技士が扱う生命維持管理装置は、今後も新しい種類の機器が開発されていくといわれています。つまり、それらを扱うスペシャリストのニーズは高まるため、これからも臨床工学技士に対する期待はますます大きくなっていくでしょう。